仏教を勉強しても解決できなかった事が、ポジティブ心理学で解決しました。「人間はなぜ生きるか」について。

      2017/09/11

いきなりですが、真剣に悩んでいた事が解決しました。

 

いかに価値のある人生を生きるべきか。その事を考える上で、重要な気づきがあったので備忘録として書いておきます。

 

僕は学生時代、哲学を専攻していました。

 

哲学を専攻する中で、興味を持ったのが仏教です。出身校の龍谷大学は、母体が浄土真宗でした。

 

仏教は正確には宗教ではないと僕は考えています。どちらかと言うと実践哲学です!!

 

キリスト教やイスラム教のように「絶対神」がいないのが仏教です。

 

仏陀が説いた内容が、本当かどうか自分で試してみなさい、というのが仏教のスタンス。

 

だから仏教は非常に理性的な実践哲学だ、というのが僕の解釈です。

 

仏教には「四聖諦」という根幹となる教えがあります。

 

四聖諦とは諸行無常・諸法無我・一切皆苦・涅槃寂静という4つの教えの事。

 

この四つの教えが全て含まれていなければ仏教ではないとも言われています。

 

仏教の四聖諦について考える際に、大学時代から常に心に引っかかっていたのが「一切皆苦」の教えです。

 

読んで字のごとく「全ての存在は苦しみである」という教えです。

 

全ての存在は苦しみである…めっちゃしんどい考え方というかネガティブな教えだと思いませんか?

 

仏陀は何が言いたいねん…と僕なりにずっとずっと考えていました。

 

ここで、やっと言いたい事が理解できたので自分の言葉に直してみます。

 

人間は苦痛を避け、快楽を求める

 

人間でも動物でも苦痛を避け、快楽を求める。これは誰しもうなずく所だと思います。

 

しかし、身体的な快楽(食欲・性欲・睡眠欲)・精神的な快楽(自己承認の欲求・優越感など)は、

 

刺激を得られた瞬間が最大のピークで、まるで花火のように得られた価値が消えていきます。

快楽はまるで花火のようだね

 

どんなに出世しても、どんなにお金が貯まっても、どんなに幸せな家庭を築いても、

 

それを得られた瞬間がピークで、どんどん達成感や優越感は消えていきます。

 

そしてまた、快楽を求める。そしてその過程で別の苦しみが発生する。

 

才能あふれる天才でも、ただの凡人でも、

 

「苦痛を避け、快楽を求める。快楽は得たかと思うと消え失せ、新たな刺激を求める。そしてまた苦しむ」

 

という事を60億人が繰り返している。悲しいかな、これが人類ではないでしょうか?😹

 

この一連の流れが「苦しみ」であるという事を仏陀は言いたかったのだと思います。

 

じゃあ人間には生きる価値がないのか

 

生き物である限り、この宇宙の法則である「一切皆苦」というのは避けようがない。

 

それは自分の半生を振り返っても理解できます。しかしそこで根源的な、堪え難い問題が生まれます。

ずっとずっと考えていたこと。そう、「一切が苦しみなら、人間には生きる価値があるのか」という事です。

 

一切皆苦が真理なら、今すぐ死ぬのがいいのではないか?

 

朝目覚めてまたこれを繰り返して、何の意味があるのか?? これを考えざるを得ないということです。

 

僕が本を読んだ限りでは、まだ誰もこの問いに答えを与えてくれません。

 

「それでもなぜ人間は生きるべきなのか」という事に対して、力強い答えが欲しかったのです。

 

そして大学を卒業して考え続ける事7年間。

 

意外にも、それに答える事ができたのが「ポジティブ心理学」でした。

 

 

「快楽を超えた所」に生きる意味はある。

 

前回書きましたが、「ポジティブ心理学」では幸せな人生を送るためには3つの要素が重要だと説明しています。

 

  1. 快楽を追究する事
  2. フロー状態にある事
  3. 意味のある人生を送っているという実感

 

この3つです。この内、仏教が言及しているのは1の「快楽の追究」だけだということを発見しました。

 

快楽の追究というのは、刺激を追い求めるという点で「常に根底にある苦から逃れる事」はできない。

 

三大欲求(食欲・性欲・睡眠欲)、承認欲求(自分を認めて欲しい・自分は優れているなどの思い)、

 

これらの欲求が満たされた時に快楽は生まれますが、ポジティブ心理学によると快楽とは「幸福な人生」に対する影響力が一番小さいというのです。

 

人生の価値は「フロー状態にあるかどうか、意味のある人生を送っているかどうか」にあるそうです。

 

これからの時代は、単純な快楽の追究だけではなく、ここに焦点をべきだと強く主張します。

 

自分より「遥かに偉大なもの」に貢献するということ

 

自分より遥かに偉大なものに貢献することが最も価値のある人生をつくります。

 

それは社会であったり、国家であったり、人類や生命界全体・宇宙全体に範囲を広げる事ができます。

 

こういった偉大なものに自分は貢献しているかどうか。やはりそういう大きな視点が大切だと思います。

 

サイモンシネックのゴールデンサークルではないですが、「どのように」それを行うのか。

 

「圧倒的に集中したフローの状態、無我夢中で何かを行う事」によってそれを行いたいと思います!!

 

そう、ブログを書いているこの瞬間がまさにそれです^^

 

無我夢中で何かを行っているとき、無意識のうちに「自分よりも遥かに偉大なもの」に貢献していると言えます。

 

ワクワクする事で、人はその本来の能力を発揮し、それは周りに影響を与えます。

 

極度に集中している状態、あるいはワクワクしている状態。それがベストパフォーマンスの条件。

 

「快楽と幸福を分けて考える理性」と「フロー状態」と「自分より偉大なもの」これがポジティブ心理学が導き出したキーワードです。

 

①自分は今どんな状態にあるのか

②自分がフローにあるのはどういう時か

③自分よりも偉大なものに貢献するなら、どうやってやるか

 

この3つの視点を大切に人生の価値を高めていく。快楽を超えた「幸せな人生」を創造していく。

 

それがこれからの人間の生き方だと確信しています。脱資本主義!!!

 


まとめ

 

 

人間は苦痛を避け快楽を求める。

快楽を追究する事は「苦」のプロセスの一環である。

快楽と幸せは別に考えないといけない

フロー状態と「自分より偉大なもの」を意識して生きる。

 

ポジティブ心理学は21世紀に最も重要な学問だと思います。よかったら是非読んでみてください。

 

 

ありがとうございました^^

 

 - 哲学・人間学