スタバに行かない理由が分かれば、マーケティングが分かる。

   

身近な例で、マーケティングを考えてみる

 

企業のマーケティングを考える上で、一番身近な例が外食産業に関わることです。

 

マーケティングというとなんだか難しくて、自分の生活からかけ離れているように感じますが、実際は日常の買い物にマーケティングは溢れています。

 

例えば、スターバックス。今の時代、コンビニで100円の美味しいコーヒーが飲めるのにも関わらず、

 

いつでもスタバは満席です。これはスタバのマーケティングが成功しているという証拠。

 

スタバでコーヒーに当たるものは、ドリップコーヒーのショートサイズで280円です。

 

コンビニの100円コーヒーに対して、ドリップコーヒーが280円。2.8倍も違います。

 

何がスタバのマーケティングを成功させているのか、どういったターゲットの心を掴んでいるのか。

 

それを自分なりに考えていくと、「ああ、マーケティングとはこういうものか。」というのが少しずつ見えてきます。

 

スタバがいつも満席なのは、スタバの集客が成功している証拠ですが、

 

実は僕、あまりスタバにいきたいと思っていません(持ち上げといて恐縮ですがw)

 

しかし不思議なことに僕がスタバに行きたいくない理由と、スタバが集客に成功している理由は実は表裏一体なんです。

 

この事について、今回は僕の考えを書いていきます。

 

僕がスタバに行きたくない理由

 

最近僕はブラックで毎日コーヒーを飲むようになり、少しずつ味の違いが分かってきました。

 

好みとしては、あまり酸味が強い豆は好きではありません。エチオピアのものは酸味が強い気がする。。

 

香りが強くて、コクがあるコーヒーをブラックで飲むのが大好きです。特に淹れたての豆の香りを嗅ぐのが、至福の瞬間。

 

なぜ僕のコーヒーの好みについて言ったのかというと、それが僕が「コーヒーショップに求める価値」だからです。

 

スタバに行きたくない理由①コーヒーを頼みにくい

 

僕はブラックのコーヒーを静かな空間で、香りを楽しみながらじっくり飲みたい。産地によって味がどう違うのかを、じっくり楽しみたい派です。

 

しかし、スタバのメニューを開くとどこに「ブラックのコーヒー」があるのか分かりません。

 

なんとかフラペチーノとか、なんとかラテとかいっぱい書いてあって「ドリップコーヒー」がどこにあるか分かりません。。

 

とにかく、シロップとかホイップクリームとか「甘い飲み物」だらけで、コーヒーを見つけ出すのが困難です。

 

 

そもそも、スタバで「ドリップコーヒーのショートサイズ一つ」って頼んでいる人ってあまりいないのではないでしょうか??

 

色んなトッピングが乗った甘い飲み物を飲む人が大半だと思います。コーヒーの香りを楽しむために、スタバに行くのはなんか違う気がする。

 

これが僕がスタバに行きにくい理由の1つ目です。

 

僕がスタバに行きたくない理由②:女子ばかりで入りづらい。

 

スタバに行くと大体、客層は20代の女性ばかりです。男子よりも女子が多い。

 

スタバの雰囲気が好きでよく行く女性は多いですが、毎回常連客ばかりで席が全然空いていません。

 

スタバのオシャレなインテリアに囲まれて、甘い「キャンディー ピスタチオ フラペチーノ」を飲む。それだけで彼女たちの生活は豊かになります。

 

そしてそういう女子のおしゃべりは長いので、なかなか席が来ません。

 

僕としてはコーヒーショップでガチで読書したり、ブログを書いたりしたいのですが、どうも周りの雰囲気と合わない。

 

 

スタバでMacを開いている人が多いですが、オシャレ男子ばかりではないでしょうか??

 

僕みたいにガチで「ズガガがガガガガッッツ!!」とキーボードを叩いていると、倦厭されるに違いない。

 

とにかくその場に滞在しにくい雰囲気がスタバに流れている。これが僕がスタバに行きたくない理由の2つ目です。

 

つまりスタバはマーケティングに成功しているという事

 

僕がスタバに行きたくない理由、案外共感する人も多いのではないでしょうか??

 

じゃあ、スタバは集客に失敗しているのかと言えばそんな事ありません。めっちゃ成功しています。

 

つまり、スタバはきっちりターゲットとなるお客様の心を掴んでいるという事です。

 

  • 友達とオシャレな空間でおしゃべりを楽しみたい
  • 可愛行くて甘い飲み物をインスタにあげて、「いいね」が欲しい
  • 飲み物をカスタマイズして、こだわりのドリンクを飲んでみたい
  • 気になる異性と一緒にスタバで話するだけで、楽しい

 

スタバの顧客がスタバに求めてるものって、こういう事ではないでしょうか??

 

メインターゲット層は恐らく20代女性です。社会人2〜3年目で、一人暮らしで彼氏募集中。こういった女性がピッタリです。

 

こういうターゲット層に対して「コーヒーを通して得られる、価値観・豊かさ」を提供しているのがスタバだと言えます。

 

ポイントは、スタバはコーヒーそのものを売っているのではありません。

 

主に20代女性に対して「コーヒーを通じて得られる豊かさ」を売っているのです。

 

20代女性がコーヒーを通してイメージする「豊かさ」と、30代男の僕が求める「コーヒーを通して得られる豊かさ」のイメージは全然違う。

 

だから、僕はスタバに行きたくないのです。

 

メインターゲットの心をしっかり掴んでいるので、ターゲットに当てはまらない僕の購買意欲は刺激されない。

 

そう、スタバのマーケティングは成功しているのです。

 

商品を買うのではない。価値を買うのだという事。

 

僕みたいに、ガチで読書したい(スタバの雑音は嫌だ。)ガチで仕事したい人には、日本のコーヒーチェーン店がオススメです。

 

僕のお気に入りは倉式珈琲

 

サイフォン式がかっこよくて気に入ってます。世界中のコーヒーの飲み方を楽しめます。

 

客層も40代以降が多いので、あまりうるさくありません。読書も仕事も集中して行えます。

 

僕がコーヒーを通じて求めている「豊かさ」とは、

 

  • 集中してクリエイティブな作業に没頭できる時間
  • コーヒーの香り・深い苦味
  • 程よい静かさで一気に作業が進む空間

 

です。こういった価値を提供しているのが日本のコーヒーチェーンなのです。だから必然的に客層は若者より中年世代が多くなります。

 

まとめ

 

  1. 身近な買い物からマーケティングについて考えよう
  2. マーケティングの成功例は外食産業が一番学びやすい
  3. 僕がスタバを倦厭する理由と、常にスタバが満席な理由は同じ
  4. スタバはコーヒーの向こう側の「価値観」を提供している

 

ただのコーヒーでも年齢層・性別・年収などによって「コーヒーから得られる豊かさ」のイメージが全然違う。

 

これって面白いですよね??

 

自分のサービスは「どんな豊かさ」を提供しているのか。これを明確にすることがマーケティング成功の第一歩ではないでしょうか??

 

 

どうもありがとうございました^^

 

 

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